核酸抽出不要ダイレクトPCRキットにも最適です

研究用試薬

MEBRIGHT™
ウイルス不活化液

検体を安全に輸送する!
ウイルス不活化液の使い方、評価結果をご紹介します。

特 徴

ウイルス不活化液の特徴

✓ 唾液検体に混合後常温5分でウイルスを不活化
✓ 検体中のウイルスRNAの分解を防ぎます
ダイレクトPCRキットでも検査が可能になります

購入に関するご質問は、問合せフォームよりお気軽にご質問下さい。

不活化液って何?

新型コロナウイルスに対するPCR検査の普及が進む一方、検体の採取者、輸送者そして検査従事者への感染リスクが問題となってきました。特に感染性検体の輸送を行う際、検体中のウイルスの感染能力を無効にする「不活化処理」が求められています。

これまでに市販されているウイルス不活化処理液はダイレクトPCR法に対応しておりませんでした。そのため、ダイレクトPCR法のユーザーが検体輸送を行う際、検体の不活化処理を行わずに輸送が行われている現状がありました。

そこで当社はAMEDウイルス等感染症対策技術開発事業の枠組みに参画し、東京大学先端科学技術センター並びに株式会社島津製作所との共同研究として、ダイレクトPCR法で使用可能なウイルス不活化液の開発を成功させました。

ダイレクトPCRを実施するまでの感染リスクについて

製品詳細情報

[研究用試薬][国産]

製品コード 製品名 容量
GS-J0215 MEBRIGHT™ ウイルス不活化液 500 mL / 本
GS-J0217 MEBRIGHT™ ウイルス不活化液小包装 2 mL × 50本

保管温度:2~8℃

※外観等が変更になる場合があります。ご了承ください。

MEBRIGHT ウイルス不活化液製品写真

使用方法

LP用検体採取からPCR検査までの流れ-1

ウイルスの不活化

1. 唾液検体0.5 mLに対してウイルス不活化液2.0 mLを添加します。

. 溶液が漏れないようにしっかり蓋を閉め、10回以上転倒混和して、よく混合します。

3. 唾液検体と本品の混合液は冷蔵で保管します。

PCR前処理

唾液検体と本品の混合液をPCR試薬による検出に用いる場合は、使用するPCR試薬に適した前処理を検討した上で、必要に応じて前処理を行ってください。
詳細は使用説明書をご覧ください。

※添付文書、使用説明書に記載された使用方法に従ってください。
 >>> 使用説明書はこちら(GS-J0215GS-J0217

※PCR前処理のために、恒温装置やボルテックスミキサーなどの適切な機器・器材をご用意ください。

使い方を動画で見る

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参考データ:不活化性能・RNA安定性試験

. SARS-CoV-2に対する不活化試験

培養細胞から調製したSARS-CoV-2を対象として本品のウイルス不活化能を評価しました。

事前検討の結果、本品原液では細胞毒性の問題により正確な判定が困難であったことから、本品原液を10倍、20倍、40倍、80倍希釈して評価を行いました。TCID50力価が6.3x107(/mL)のウイルス液1に対して本品の各希釈品、または、生理用食塩水(対照品)を4倍量混合し、25℃にて5分間静置しました。反応後、10倍から107倍まで10倍ずつ段階希釈し、各希釈液40 μLずつを等量のVeroE6細胞を播種した6つのwellにそれぞれ接種しました。4日間培養した後、ウイルス感染による細胞変性が観察されたwellを計数し、ウイルス力価TCID50(/mL)を算出しました。

生理用食塩水(対照品)を用いた場合はウイルス力価が維持されていたことに対して、本品を用いた場合はウイルス力価が検出限界未満となりました(以下に、生理用食塩水もしくは80倍希釈した本品との混合液での結果を示します)。したがって、今回試験した反応時間でSARS-CoV-2が不活化されているという結果が得られました。

 

*本試験は学校法人加計学園との共同研究契約に基づき、岡山理科大学 獣医学部 微生物学講座 森川茂教授が実施しました。

SARS-CoV-2に対する不活化試験_1
SARS-CoV-2に対する不活化試験2

. RNA安定性試験

唾液検体と本品の混合液におけるRNAの安定性を評価しました。

不活化したSARS-CoV-2を5.0×102コピー/μLとなるように添加した唾液検体を、4倍量の本品と混合し、4℃又は25℃で 0、3、5、7日間静置した後、Ampdirect™ 2019-nCoV検出キット(島津製作所)を用いてウイルスRNAを検出しました。

図に示すように、4℃、25℃のいずれにおいても、7日間まで保管した場合の唾液検体と本品の混合液におけるRNAの安定性を確認しました。4℃でのCt値の変化が小さいことから、唾液検体と本品を混合後すぐにPCR試薬による核酸検出を行わない場合は、冷蔵保管を推奨します。

RNA安定性試験_2

問 合 せ

PCR検査や抗体自動測定装置をご紹介しております。

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株式会社医学生物学研究所について

1969年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域のみならず、遺伝子診断の領域にも事業を拡大して、臨床検査薬及び基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。
臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。

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