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「サル消化管からのオルガノイド培養系の構築」
東京農業大学 岩槻 健 教授

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講師略歴

岩槻 健 先生

岩槻 健 先生

東京農業大学 教授

愛知県出身。名古屋大学農学部農芸化学科、東京大学大学院農学生命科学研究科、東京都臨床医学総合研究所を経て、米国マウント・サイナイ医科大学へ留学。帰国後は味の素(株)イノベーション研究所に従事。
2014年より東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科にてオルガノイド培養法を用いた内胚葉由来のセンサー細胞の研究を開始、現在に至る。

略歴

1994年 名古屋大学農学部農芸化学科卒業(学士)
1999年 東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学科 博士課程修了(農学博士)
2000年~2002年 東京都臨床医学総合研究所
2003年~2007年 米国マウント・サイナイ医科大学
日本学術振興会海外特別研究員・インストラクター
2007年~2013年 味の素(株)ライフサイエンス研究所、イノベーション研究所
2014年~2019年 東京農業大学 准教授
2020年~現在 東京農業大学 教授

講義内容

我々はこれまで、Satoらが発表した消化管オルガノイド培養法(Sato T. et al., Nature 2009)を参考にマウス、ニワトリ、スンクスなど様々な動物の消化管オルガノイドを作製し、内分泌細胞等のセンサー細胞の機能解析を目指してきた。最近ではヒトへの応用を見据え、霊長類であるサルの消化管、膵臓、味蕾の各部位からのオルガノイド作製を試み成功している。本発表では、霊長類オルガノイドを用いた我々の取り組みを、苦労した点なども織り交ぜながらご紹介したい。

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